eye care
目もとのシワにはレチノールとペプチド、どちらを選ぶ?
目もとの皮膚は薄く、すぐに折れじわができます。レチノールは小じわのエビデンスが厚い一方で刺激になりやすく、ペプチドはより穏やか。目もとのシワに向き合うアイセラムの選び方。
目もとの皮膚は顔の中でいちばん薄く、まばたきのたびに折りたたまれ、刺激にもすばやく反応します。小じわに関するエビデンスがもっとも厚いのはレチノール。ペプチドはもっと穏やかに、コラーゲンをそっと後押しします。ただ、シワのためのレチノール配合アイセラムに手を伸ばす前に。目もとのエイジングケアで本当の第一歩になるのは、毎日の日焼け止めです。

なぜ、目もとから先にシワが出るのでしょうか
この部分の皮膚の厚さは、わずか0.5ミリほど。皮脂腺も少なく、まばたきをするたび、笑うたび、目を細めるたびに、同じ場所で折れ曲がります。薄さと動きの多さが重なるからこそ、小じわは顔のどこよりも先に、目もとにあらわれやすいのです。若いうちから気づいた方は、20代の目もとの小じわで初期のサインをたどってみてください。
目もとのシワには、レチノールとペプチドのどちらがいいのでしょうか
目指す先は同じでも、道すじが違います。レチノールは肌の表面の入れ替わりを促し、コラーゲンの入れ替わりを整える働きがあり、小じわのなめらかさに関するエビデンスも比較的しっかりしています。ある研究では、レチノールを使った肌で小じわとコラーゲンの改善が報告されました(Kafi et al., 2007)。引き換えになるのは刺激です。皮膚の薄い目もとでは、低い濃度からゆっくり進めるのが賢明です。ほかのアクティブ成分と重ねるなら、ビタミンCとレチノールの併用が参考になります。
ペプチドは、もっとやわらかい道を通ります。パルミトイルペプチドをはじめとする成分は、コラーゲンをつくるよう肌に合図を送る手助けをすると考えられており、レチノールより穏やかで、毎日使いやすいのが特徴です。エビデンスの厚みではレチノールが上回りますが、刺激が心配なら、まずペプチドから始めて肌を慣らしていく順番は理にかなっています。コラーゲンがなぜハリを左右するのかについては、頬のハリとコラーゲンをご覧ください。
穏やかに始めて、日焼け止めを最優先にすべきでしょうか
NOOYSUHSUHは、皮膚がいちばん薄い場所ほど、穏やかに進んでほしいと考えています。高い濃度を急いで追いかけるより、低用量のレチノールやペプチドに、肌の反応を見ながら少しずつ居場所を得てもらう。そして夜に何を塗るとしても、目もとのシワをいちばん大きく左右するのは紫外線です。だから朝の日焼け止めは、どんな高濃度のアクティブ成分よりも先に来ます。

今日、ひとつだけ
- 目もとは、穏やかに、低い濃度から。高い濃度を急ぐより、肌の反応を見ながらゆっくり積み上げていきましょう。
- 刺激が心配なら、ペプチドを毎日のステップに置いて、低用量のレチノールを週に二、三回の夜だけ足してみてください。
- 何を塗るとしても、朝の日焼け止めを最優先に。薄い目もとの皮膚を長く保つ、いちばん確実な方法です。
よくある質問
参考文献
- Kafi R, et al. (2007). "Improvement of Naturally Aged Skin With Vitamin A (Retinol)." Archives of Dermatology, 143(5), 606–612.
この記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療に代わるものではありません。